ギフトカードの郵送方法5つオススメ?法律違反?全て解説

ギフトカードの郵送方法5つオススメ?法律違反?全て解説

ギフトカードの郵送は、離れた相手へ感謝の気持ちを表すという意味では、とても有効な手段ですよね。

最近ではたくさんのギフトカードや商品券、金券がでてきたおかげで、プレゼントにこれらのカードをあげることは当たり前となりました。

また同時に離れた相手に、感謝の気持ちを表したりプレゼントとして郵送するという手段を検討する人も増えているでしょう。

そこで今回は、ギフトカードを郵送する方法の書留やゆうパックなどそれぞれの特徴を個別に見ていき、どの方法が良いのかを整理していきたいと思います。

ギフトカードの郵送方法は大きく分けて5つ

書留

書留は、一般書留と簡易書留の2種類があります。

一般書留は、基本料金に435円を加えることで利用できます。メリットは、追跡サービスと補償がついてくることです。

簡易書留は基本料金に追加して、320円を払うことで利用でき、追跡サービスと5万円までの補償がついています。

どちらも郵便事故が起きた場合に備えて補償がついているのが特徴です。

ゆうパック

ゆうパックは日本郵便が提供する宅配便サービスで、商品券やギフトカードを送ることができます。

料金は距離と荷物の大きさや重量によって異なりますが、最高30万円までの損害賠償制度となにかあったときのための追跡サービスがあります。

ただし、料金は810円~と少々高めです。

レターパック

レターパックは専用の封筒に入れて発送するサービスで、レターパックプラスとレターパックライトの2種類があります。

レターパックプラス(520円)は相手に手渡しされ、到着に至るまでの動向を追跡することができます。

レターパックライト(370円)は相手の郵便受けに配達されますが、追跡サービスは利用可能です。

どちらも追跡サービスが利用可能ですが、補償はありません。

ただし、ギフトカードという価値が高いものをポストに投函されたままになる可能性を考えると、レターパックライトはあまりおすすめできません。

普通郵便

普通郵便は、書留やゆうパックについている、追跡サービスや補償などがありません。25g以内であれば84円です。

普通郵便は通常の定形封筒に入れて発送します。

しかし、普通郵便には、追跡サービスも損害補償もありません。

ギフトカードを郵送する際は、あまりおすすめできない方法です。

購入店に依頼

ギフトカードを購入した店舗に直接発送を依頼することも可能です。これは店頭でギフトカードを購入する場合に最も簡単な発送手段で、送り先の数が少ないときには特に便利です。

ただし、追跡サービスや補償サービスがついているかはよく確認しましょう。また受け渡しの方法もポスト投函でそのままにされてしまわないかなどは要確認です。

結局オススメのギフトカードの郵送方法は?

追跡サービスと損害賠償制度はぜひつけておきましょう。

この点で、有力な候補は一般書留、簡易書留、ゆうパックになります。

額面が5万円未満のものなら簡易書留で十分です。金額が多く~30万円までの場合までならゆうパック、500万円までなら一般書留の利用を検討しましょう。

 

郵送方法 追跡
サービス
補償
(最大)
料金
一般書留 500万円 435円
簡易書留 5万円 320円
ゆうパック 30万円 810円~
レターパックプラス なし 520円
レターバックライト なし 370円
普通郵便 なし なし 重量による
購入店に依頼 サービスに依る

郵送できない配送方法もあることには注意

ギフトカードを郵送することができない発送方法についても注意が必要です。現金書留はギフトカードや商品券の送付には利用できません。

ギフトカードはたしかに「現金のようなもの」ではありますが、現金ではないため、現金書留は使えないのです。

ギフトカードを郵送する方法を解説(ステップバイステップ)

ゆうぱっく

ゆうパックを使用してギフトカードを郵送する手順です。30万円までの補償がついてきます。

  • 準備: まず、送るギフトカードを用意します。ギフトカードは破損や紛失を防ぐため、封筒や小さな箱に入れて保護します。
  • 郵便局への持ち込み: 最寄りの郵便局に持ち込みます。ゆうパックの料金は、送り先と重量によって決まります。郵便局の窓口で、ギフトカードの重量と送り先を伝え、ゆうパックで送ることを告げます。
  • 料金の支払い: 郵便局の窓口で、ゆうパックの料金を支払います。料金は、ギフトカードの重量と送り先によって決まります。
  • 発送: 最後に、ギフトカードをゆうパックで発送します。ゆうパックは追跡サービスがあり、発送したギフトカードの配達状況をオンラインで確認することができます。

    ギフトカードを送る際には、受取人の住所と名前を正確に書くことを忘れないでください。

レターパック

  • レターパックの種類を選択する :
    レターパックには、レターパックプラスとレターパックライトの2種類があります。

    レターパックプラスは520円で、厚さに制限がありません。一方、レターパックライトは370円で、厚さは3cmまでとなっています。送るギフトカードのサイズや重量によって、適切なレターパックを選びましょう。

    レターパックライトは、ポスト投函されれしまうので、基本的にレターパックプラスを選びましょう。
  • ギフトカードを梱包する:
    選んだレターパックにギフトカードを入れます。
    レターパックはA4サイズ(縦34cm×横24.8cm)までの荷物を送ることができます。ギフトカードが複数枚ある場合や、ギフトカード以外のものを同封する場合は、レターパックの大きさと厚さに注意しながら梱包しましょう。
  • レターパックを郵送する:
    梱包が完了したら、レターパックを閉じて、送り先の住所を書きます。その後、最寄りの郵便局に持っていき、レターパックを郵送します。

普通郵便

普通郵便でギフトカードを送る方法は以下の通りです。ただし、普通郵便には追跡も補償もないため、盗難や紛失のリスクがあります。

そのため、高額なギフトカードを郵送するときは、普通郵便はおすすめしませんが、一応以下に手順を書いておきます。

  • ギフトカードを封筒に入れる:
    ギフトカードを封筒に入れます。ギフトカードが封筒から滑り出さないように、しっかりと封をすることが重要です。
  • 宛名を書く:
    封筒の表面に送り先の住所と名前、そして自分の住所と名前を書きます。これは、もし郵便物が配達できなかった場合に、自分のところに戻ってくるためです。
  • 料金を支払う:
    普通郵便の料金は、封筒の大きさや重さ、厚みによって異なります。25g以内の郵便物であれば、84円です。郵便局に行き、料金を支払います。
  • 投函する:
    最後に、郵便局の投函口に封筒を投函します。これで、ギフトカードの発送は完了です。

注意点としては、普通郵便は追跡サービスがないため、郵便物がどこにあるのかを確認することはできません。また、補償もないため、ギフトカードが紛失や盗難にあった場合、その損失を補うことはできません。そのため、大切なギフトカードを送る場合には、追跡と補償がある発送方法を選ぶことを強くおすすめします。

購入店に依頼

  • 購入: ギフトカードを購入します。コンビニやスーパーマーケットなど、多くの店舗でギフトカードが購入できます。
  • 発送依頼: 購入した店舗で、ギフトカードの発送を依頼します。多くの店舗では、このようなサービスを提供しています。
  • 情報提供: 発送先の情報(名前、住所、電話番号など)を店舗に提供します。また、ギフトカードの種類や金額も伝えます。
  • 料金支払い: 発送料金を支払います。料金は、発送先やギフトカードの種類、重量などによります。
  • 発送確認: 店舗がギフトカードを適切に梱包し、発送します。発送が完了したら、店舗から発送完了の通知を受け取ります。

注意点としては、ギフトカードの発送は、紛失や盗難のリスクがあるため、追跡可能な配送方法を選択することが推奨されます。また、発送依頼をする前に、店舗が発送サービスを提供しているか確認してください。

ギフトカードを郵送したほうが良いケース/良くないケース

良いケース

相手の要望::

ギフトカードが相手から具体的に要望されている場合、それを郵送するのは適切です。これは、相手が使いやすいと感じるギフトカードを選ぶことが大切であるという原則に基づいています。

梱包に工夫を凝らす:

贈り物の目的に応じて、のし紙や包装紙などを用いて梱包を工夫することも重要です。これにより、贈り物が確実に届き、受け取り側がその意図を理解することができます。

追跡サービスを活用する:

商品券やギフトカードを送る際には、追跡サービスや補償サービスが備わっている郵送方法選びましょう。

これにより、万が一の事故や盗難に備えることができます。

良くないケース

目上の人への贈り物:

ギフトカードや商品券はある意味現金と同じですよね。

年齢や地位が下位の人から、ご年齢が上の人や上司へ贈るのは失礼とされることがあります。特に、礼儀を重んじる相手に対しては、商品券以外の贈り物が無難です。

贈答品のお礼として:

ギフトカードや商品券を贈答品のお礼や内祝いとして贈るのは、受け取ったものをそのまま返す形になり、失礼とされます。

贈答品の価格が不明な場合:

お返しの際には、受け取った贈答品の価格の半額程度を目安にするのが一般的です。しかし、贈答品が物品であった場合、その価格が不明な場合もあります。そのような場合は、価格が明確な商品券を贈るのは避けるべきです。

ギフトカードを郵送する際の注意点

ギフトカードを郵送する際は、以下の注意点があります。

送付方法の選択:

現金書留または郵便局以外の宅配サービスを用いて商品券・ギフトカードの郵送は通常はできません。ギフトカードは現金と同等の価値を持つため、それらの方法で送ることは制限されています。ただし、現金を同封する場合には現金書留での送付が可能であり、また一部の運送業者では特別なサービスとして有価証券の輸送を提供していることがあります。

贈り物の包装:

ギフトカードをそのままではなく、適切なのし紙や包装を用いて贈ることがマナーとされています。のし紙の種類や使い方は、贈る目的や状況によって異なるので注意が必要です。

ギフトカードの選択:

ギフトカードは受け取る人の好みやニーズに合わせて選びましょう。利用可能な場所が近くにあるかどうかも考慮する必要があります。

梱包:

発送する前にギフトカードが破損しないように、適切な梱包が必要です。折れないこと、ぬれないこと、そして適切に包装することが重要なポイントとなります。

まとめ

ギフトカードを郵送する際には、いくつかの重要なポイントと注意点があります。まず、送る方法を選ぶ際には、ギフトカードの価値に見合った安全な配送方法を選ぶことが重要です。簡易書留やゆうパックなど、追跡や補償が可能な方法を選ぶことで、ギフトカードの紛失や盗難のリスクを軽減できます。

また、ギフトカードを選ぶ際には、受け取る人が利用しやすいものを選ぶことが大切です。使用可能な店舗が近くにあるか、受け取る人の好みに合ったものかを考慮しましょう。

さらに、ギフトカードを郵送する際には、適切な梱包が必要です。ギフトカードが汚れたり、破れたりしないように、しっかりと梱包しましょう。

しかし、すべての場合にギフトカードを郵送するのが最善の方法とは限りません。例えば、贈り物の金額が明確にわかる場合や、贈り物を受け取ったお礼として贈る場合などは、商品券を贈るのは適切でない場合があります。また、現金書留や郵便局以外の宅配便サービスでは、商品券やギフトカードの配送が受け付けられないこともあります。

以上のように、ギフトカードを郵送する際には、送る方法、選ぶギフトカード、梱包方法、そして送るべきでない場合など、様々な要素を考慮する必要があります。これらのポイントを押さえて、相手に喜んで貰えるギフトカードの贈り方を心掛けましょう。

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