バンドルカードの「リアルプラス(リアル+)」について、「発行方法」や、「審査基準」、「使えるお店はどこか」について気になっている方もいらっしゃるでしょう。
リアルプラスカードは、バーチャルカード、もしくはリアルカードと比較すると、使える店舗数が圧倒的に多いことが、その魅力となっています。
この記事では以下の情報について、ご紹介をしてまいります。
- 使えるお店はどこか
- 発行方法
- 発行にあたっての審査基準
バンドルカードリアルプラスとは
バンドルカードリアルプラスについて、まず概要を理解しましょう。
バーチャルカードは、本人確認が無しでも使えるアプリ上にしか存在しない、文字通り「バーチャル」なカードです。ただし、ネットショッピングでしか使えません。
反対に、リアルカードとリアルカードプラスは、本人確認が必要ですが、実店舗で使えるという大きなメリットがあります。
以下では、それぞれのカードの特徴を比較するとともに、審査基準に着いても触れていきます。
リアルプラスとバーチャルカードなどを比較した結果
リアルプラス、リアルカード、バーチャルカード、それぞれの違い見ていきましょう。
比較表を作りましたので、以下御覧ください。
リアルカード(リアルプラス)とバーチャルカードの違いでいえば、まず、大きなところで言うと、発行方法が違います。
バーチャルカードは、アプリをダウンロードして起動した後は、即時に発行できます。
(氏名、電話番号、メールアドレスなどは登録必要)
反対に、リアルプラスやリアルカードは、「バンドルカードアプリ」から、発行申請はできるものの、実物のカードが自宅に届くまでに1~2週間程度かかります。
それ以外で言えば、やはり一番大きな違いは、バーチャルカードがインターネットショッピングにしか使えないのに対して、リアルカードとリアルプラスは、実店舗でも使えることです。
バーチャルカードとリアルカード(+)の違い
バーチャルカード | リアルカード (リアルプラス) | |
発行の方法 | アプリ起動して 登録 | アプリから 申請 |
発行にかかる時間 | 即時 利用可能 | 実際のカード が届くまで 最大2週間 |
発行からの有効期間 | 5年間 | 5年間 |
手数料(発行関連) | 0円 | 300円~700円 |
年会費 | 無料 | 無料 |
口座維持費用 | 無料 | 無料 |
使えるお店 | インターネット ショッピング | インターネット+ 実店舗 |
そのほかの違いでいえば、「リアルプラス」は、チャージ上限金額が、かなり高いことが知られています。
リアルカードとバーチャルカードの場合は、チャージ上限金額が月間3万円と決められていますが、リアルプラスの場合は、こちらが10万円となっています。
また、月間のチャージ上限も高いため、大きな金額で使いたい人は、「リアルプラス」を使うほうが良いでしょう。
リアルプラスとその他のカードとの違い
バーチャルカード/ リアルカード | リアルプラス | |
1回のチャージ上限 | 30,000 | 100,000 |
カード残高上限 | 100,000 | 1,000,000 |
月間のチャージ上限 | 120,000 | 2,000,000 |
累計チャージ上限 (月間) | 1,000,000 | なし |
リアルプラスの審査基準│他のカードより厳しい?
リアルプラスの審査基準についても見ておきましょう。
バンドルカードの中でも、バーチャルカードの発行に関しては、発行できない人はほぼいないと思われます。
(バーチャルカードに関しては、審査が無いことが特徴と言われています)
しかし、リアルカードやリアルカードプラスについては、審査に落ちる人がいる人のも事実です。
リアルカードやリアルカードプラスを発行する際に、審査に落ちる要素を一覧にしました。
リアルカードやリアルカードプラスの
審査に落ちる場合は以下が考えられる
- 複数のアカウントを同一人物が使っている
- 契約者本人ではない人がアカウントを使っている
- 海外の電話番号が使われている
- 未成年者が親権者の許可がなく利用している
- 後払いサービスの規約違反
最後の後払いサービスに関してはバンドルカードの後払い機能「ポチッとチャージ」のことです。
こちらは、手元にお金が無くても、バンドルカードにお金をチャージできる機能です。
支払いは、利用した月の翌月末ですが、延滞すると、利用可能額の減額などを即時的に行われたり、リアルカード、リアルカードプラスの審査に落ちやすくなると言われています。
バンドルカードリアルプラスが使えるお店はどこ?
リアルプラスカードが使えるお店を見ていきましょう。
使えるお店
使えるお店に関しても、リアルプラス、リアルカード、バーチャルカード、それぞれを比較することでわかりやすくなります。
利用可能な店舗の比較表
バーチャル | リアル | リアルプラス | |
オンライン(国内) | OK | OK | OK |
オンライン(海外) | OK | OK | OK |
実店舗(国内) | NG | OK | OK |
実店舗(海外) | NG | NG | OK |
給油所、 ガスリンスタンド (GS) | NG | NG | OK |
宿泊施設 | NG | NG | OK |
リスクが高い サービス | NG | NG | OK |
バーチャルは、オンラインのVISA加盟店舗でしか使えません。
(といっても、それだけで相当な数ですし、ほとんどの有名店で使えます)
リアルカードは、バーチャルに加えて、国内の実店舗を使えるようになります。
リアルプラスは更に、海外旅行した際に、現地の店舗を使えるようになったり、ガソリンスタンドや宿泊施設(施設内の飲食店含む)、そのほかオンラインカジノなど(※)のサービスも使えるようになります。
※…そのほかビットコイン、バイナリーオプションなども含みます
ガスリンスタンドの場合:
ガソリンスタンドを使いたい場合は、「リアルカードプラス」を使いましょう。
これで、エネオスなどを含むガソリンスタンドで、バンドルカードを利用できます。
ちなみに、利用する場合は、給油を開始する前に、自動的に8,000円が残高から引き落とされる仕組みです。
給油後に料金が確定して、例えば6000円だった場合は、差額の2000円が、追って自分のアカウントに返金されるようになっています。
ガソリンスタンドを利用する時ならではの、仕組みですが、覚えておきましょう。
使えないお店やサービス
バンドルカードの種類別に使える店舗を見てきました。
一方で、例外的に利用することができないサービスやお店もあるので知っておきましょう。
- 電気代、ガス代、水道代、その他の公共料金
- 月々の保険料
- 高速道路の利用料金
- 新幹線などの機内販売
- 暗証番号が必要な特別急行オプションの料金
- プリペイドカードまたは電子マネーなどへのチャージ
- SUICAなどのIC読み取り端末
- そのほか、サイト側やお店側で制限している場合
上記の場合は、使えないので、気をつけましょう。
バンドルカードリアルプラスの使い方
バンドルカードのリアルプラスの使い方も見ていきます。
「リアルカード」や「バーチャルカード」と特に変わらずに使うことができます。
具体的には次の流れです。
リアルプラスで支払う方法(実店舗)
- 「バンドルカード」もしくは「クレジットカード」で支払いたいと伝える
- カードを読み取ってもらう
- 金額が1000円以上の場合などは、サインを求められる場合もありますので、その際はサイン
最近は普及率も増えているので、「バンドルカード」と言っても通じるかも知れませんが、対応慣れしているかは店員さんによります。
「クレジットカード」と最初から伝えれば良いでしょう。
なお、実店舗ではなく、ネットショッピングの場合は、バーチャルカードと同じく、カード番号を入力するだけなので、問題ないでしょう。
なお、ICスキャナー(SUICAやICOCAなど専用)では、バンドルカードは読み取れません。
磁気カードに対応する読み取り機で読み取ってもらいましょう。
▼関連記事: コンビニでバンドルカードを使う場合の流れについて紹介しています。
バンドルカードはコンビニで使えない?支払い方法や使える店を解説バンドルカードリアルプラスを使う上での注意点
バンドルカードリアルプラスを使う時の注意点も、以下にまとめました。
リアルプラスを持っている場合はリアルカードの発行は不可
リアルプラスを既に発行している場合は、リアルカードの発行はできなくなります。
反対に、リアルカードを持っているが、リアルプラスを持っていない場合は、リアルプラスの発行ができます。
カードは郵便受け投函のため見落とししないように
リアルプラスやリアルカードの発行をすると、バンドルカード運営側から、指定した住所へカードが送付されます。
しかし、この郵便は、郵便受けに投函されるだけなので、特に家族と一緒に住んでいる人は、他の人が受け取っていないかなど気をつけましょう。
転送不要郵便であることに注意
リアルプラスのカード申込みをしてから、引っ越しをしてしまった。
そんな場合もあると思います。この場合、転送届けを出していたとしても、リアルプラスの転送は、新住所にされることがありません。
バンドルカードの郵便物は転送が対象外だからです。
この点も注意が必要です。
再発送時は100円の手数料
住所の記入間違いなどがある場合、一度、配達先の最寄りの郵便局で保管されます。
しかし、保管期間が過ぎた場合は、バンドルカード側に返送がされます。
バンドルカードに問い合わせして、再度配達を依頼する場合、100円の再発行手数料がかかります。
そのほか発送時点から、6ヶ月以上の期間にわたって有効化されていないカードに関しては、利用停止されるなどがあります。
バンドルカードリアルプラスについてよくある質問
リアルプラスについてよくある質問をまとめました。
- リアルプラスカードが無いと、バンドルカードは使えませんか?
- いいえ。バーチャルカードだけでも使えます。しかし、実店舗で使いたい場合は、リアルカードとリアルプラスを使いましょう。
- バンドルカードリアルプラスで払えないものはありますか?
- VISA加盟店なら、国内・海外、オンライン、実店舗問わず使えます。ただし、保険料や、公共料金、定額のサービス、高速道路料金、機内販売などには使えません。
- バンドルカードのリアルプラスでは審査はありますか?また、審査に落ちる可能性はありますか?
- リアルプラスを発行する際には審査はあります。基本的には、規約に違反しないかたちでバンドルカードを使っていれば、問題ないでしょう。しかし、ポチッとチャージの延滞をしているなどの場合は、落ちる可能性がでてきます。
- バンドルカードでは現金化できますか?
- 電子ギフト券を購入して転売すれば現金化することは可能です。ただし、利用規約で推奨されていませんので、自己責任で行いましょう。