バンドルカードの支払いが遅れた場合に何が起きるのか?
まず考えつくのが、後払い機能「ポチッとチャージ」のチャージ金額を下げられるなどのペナルティです。
しかし、これ一つとっても、「どのていど遅れると、いくら下がるのか?」気になりますよね。
他にも、「信用情報に傷がつくのか?」など疑問が湧きます。
そこでこの記事では、以下の疑問にお答えするべく、
- 支払い遅れの期間ごとにペナルティを総まとめ
- 信用情報に傷がつく?
- 実際に遅れ人の体験談が知りたい!
以上をわかりやすく、紹介してまいります。
バンドルカードの支払い遅れに関するリスクと対処法
バンドルカードは、そもそも、基本的にはプリペイド型のカードです。
クレジットカードや現金でチャージするため、バンドルカード自体への支払いの遅れは通常は発生しません。
しかし、後払い機能として「ポチッとチャージ」を使った場合は、バンドルカードに対して翌月末までに支払いを行わないと延滞となり様々なペナルティを被ることになります。
バンドルカードの後払い機能。
チャージ残高がない状態や、手元に現金がなくても、バンドルカード自体の機能でチャージすることが可能。
当月分の支払いは、翌月末までに支払う。
支払い遅れ関連のリスク一覧
バンドルカードの支払い遅れに関する具体的なリスクを一覧でご紹介します。
ザックリお伝えすると、以下のようなリスクがあることがわかっています。
- ポチッとチャージの利用可能な金額が下がる
- バンドルカードの利用停止のリスク
- 延滞を続けていると少額訴訟(裁判)などされる可能性
詳細は今から見ていきますが、このようなリスクがあります。
バンドルカード支払い遅れに関して知恵袋での書き込み
バンドルカードの支払い遅れに関しては、よくYahoo!知恵袋でもやり取りがされています。
詳細はおいおい見ていきますが、
バンドルカードの支払いが遅れた場合
バンドルカードで支払いが遅れた場合に実際に起きることを見ていきます。
遅れた期間によってペナルティが変わる
支払いが遅れた期間によって、ペナルティの内容は変わります。
これをまとめたのが以下の表になります。
遅れた期間 | ペナルティ |
1週間 | 遅延損害金 (年利14.6%) |
1ヶ月間 | サービスの利用停止 |
3ヶ月以上6ヶ月以内 | 支払いの督促状 |
1年以上 | アカウント停止 |
一つ一つ見ていきましょう。
バンドルカードで1週間の支払い遅れの場合
バンドルカードの支払い期限は、翌月末までですが、1週間以上遅れるだけ(と書くと怒られるかもしれませんが)で、遅延損害金が発生します。
遅延損害金の起算日は、支払い期限から1日ごとにカウントされます。
年利は、14.6%。放置すると利息がどんどん膨らみますので、まずは遅れないことと、支払いが遅れた場合は、できるだけ早めに支払いましょう。
1ヶ月の支払い遅れの場合
支払いを1ヶ月以上遅れると、バンドルカードの利用を停止されるなどのペナルティを受けます。
特にポチッとチャージは、利用金額の低下は免れないでしょうし、バンドルカードの利用全体が停止されることもあります。
よく使っていた方は、いきなり不便な状態になるでしょうから、「1ヶ月だけ」といった考えは捨てて、早めに払いましょう。
3ヶ月以上6ヶ月未満の場合
支払いを3ヶ月以上6ヶ月未満の範囲で遅れると、支払いに関する督促状の手紙をもらうようになりす。
このハガキは、「記録郵便」と呼ばれる特別な形式のもので、本人が受け取ったことを記録されますので「知らぬ存ぜぬ」は通用しません。
また、上記の理由から、裁判でも有力な証拠となりますので、放置せずに早めに支払ってしまいましょう。
1年以上の場合
1年以上も延滞すると、バンドルカードのアカウント自体を停止されることもあります。
また、放置している間はずっと遅延損害金(利息延滞料)の年利14.6%がかかりますので、最終的に支払うことになった場合は、金額が大きくなっている可能性も高くなります。
早めに支払って、そのような利息を払うことがないようにしましょう。
バンドルカードは残高不足でも支払いができる?
バンドルカードはクレジットカードのように使えますので「残高を気にせずにとりあえず入力してみる」といった使い方をする人もいらっしゃるでしょう。
基本的には、バンドルカード内の残高が無ければ、決済を行おうとしても決済エラーとなります。
しかし、サービスによっては翌月に請求がされたり引き落としがかかるものも契約内容によってはあるでしょう。
このような場合は、一度決済が完了してしまうと思われますが、実際に請求または引き落としがされる段階になると、残高が無いことが判明します。
すでにその商品やサービスを利用している場合は、規約違反や、訴訟のリスクが発生するので、残高が無い状態でむやみに利用を繰り返すのはやめましょう。
バンドルカードは支払い遅れの場合は通知が来る?
バンドルカードの支払いが遅れた場合、どのような形式で連絡(通知)が来るのかを気になっている人も多いようです。
基本的には、連絡はアプリを介してのメッセージや電話・SMSなどで来るようです。
(連絡先が分かってるのですから、当然ですよね)
しかし、上記の手段でも、無視や支払いをしないことを続けていると、最終的に督促のハガキが送られくるようです。
だいたい、支払いの遅れが、3ヶ月以上から6ヶ月未満程度になると、記録郵便形式の督促が送られてくることが多いようです。
具体的なタイミングについては、複数の回収業者に委託しているようですので、個々の業者よって異なる場合があるようですが、概ね3ヶ月以上になると、督促ハガキが送付されるようです。
バンドルカードの滞納や踏み倒しのリスク
信用情報に傷がつく?ブラックリスト?
信用情報といった単語を聞いたことがあるでしょうか?
消費者金融などを利用する際には、審査がありますよね。
審査では、金融機関は、「信用情報」と呼ばれる、一人ひとりの借り入れと返済履歴などの取引の事実をまとめた情報があります。
バンドルカードの支払いを遅れると、この「信用情報」に傷がつくかどうか気になりますよね。
結論的には、バンドルカードで支払いが遅れても、信用情報には影響はありません。
バンドルカード運営会社の「カンム」という会社が、信用情報機関に登録していないからです。
とはいえ、延滞していると、遅延損害金(年利14.6%)や弁護士や債権回収業者から督促されたり、裁判のリスクもあるので、早く支払うにこしたことはありません。
最終的に裁判?
バンドルカードの支払いの遅れに関連して、裁判や訴訟をされるのか?
といった質問をYahoo!知恵袋でしている人が大勢います。
よくある質問例が、金額が少なければ裁判などされないのではないか?という質問です。
しかし、実際には、支払いの督促であれば金額的な規模が100万円未満であれば、督促の申し立ては10万円ごとに500円でできてしまいます。
また訴訟以外にも、調停といった手法もあります。
どちらも欠席をすると罰則や敗訴の確定など免れませんので、そのような面倒を避けたいのであれば、早めに払うのが良いでしょう。
利用停止や遅延損害金に関して
遅延損害金に関しては、支払いが遅れてからカウントを開始し、返済が完了するまで、ずっと発生し続けます。
例えば、5万円延滞を2年したとしましょう。
5万円借りただけですが、14,600円を支払う必要になります。
計算は、5万円×14.6%×2年で計算できます。
無駄な支出となるので、遅延損害金が増えないように、早く完済しましょう。
バンドルカードの支払い遅れに関するリスクのまとめ
バンドルカードの支払い遅れに関するリスクについて見てきました。
遅れる期間によって、ペナルティは変わりますが、1週間以上遅れると年利14.6%の遅延損害金が発生しはじめますので、この期間内に払ってしまうのが一番良いでしょう。
あまり知られていませんが、督促の申し立ても数百円から数千円でできますし、金額が小さくても「見せしめ」のために裁判を行う可能性も十分に考えられます。
実際に起きてしまうと、会社員の方は、出席のために時間を取られたり、準備をしたりととにかく大変ですので、そのようなことになる前に、払ってしまうのが良いでしょう。