ギフティッシュは集団訴訟されててヤバい?お得に売買できるなんて本当?

ギフティッシュは、ユーザー同士でAppleギフトカードやAmazonギフト券を売買できるプラットフォームです。

すぐに利用を開始することができるため、

「安くギフト券を購入したい」

「ギフト券を処分して現金を手に入れたい」

という人にとっては気軽に利用できるサイトです。

しかし一方では、ギフティッシュは即時対応してくれない、エラーコードがでたときも対応が遅い、集団訴訟がされているなどの悪いウワサもあるサイトです。

ギフティッシュを実際に利用した人の体験談を踏まえて、ギフティッシュは利用してもよいサイトなのかを見ていきましょう。

ギフティッシュの概要

ギフティッシュは、個人間でギフト券を売買できるサイトとしては有名なサイトです。

ここまで有名になれたのは様々な理由がありますが次の3つが代表的な特徴です。

ギフティッシュの特徴3つ

  • 1000円など少額からでも出品可能
  • 取り扱っているギフト券の種類が豊富(30種類)
  • クレジットカードでアカウントチャージできる(手数料がかからない)

1000円など少額からでも出品できることで有名です。

また取り扱っているギフト券の種類も30種類以上と豊富。

クレジットカードでアカウントチャージできるので手数料がかからないといった点も魅力的です。
(他のサイト、例えばアマテンだと口座振り込みで振り込み手数料がかかったり、出金するときに出金手数料がかかったりします)

このようなメリットある特徴を備えているギフティッシュですがまずは基本情報を見ていきましょう。

ギフティッシュの基本情報

ギフティッシュの基本情報は、次のとおりです。

会社自体は、怪しい会社といった感じはなく、東京公安委員会からしっかりと古物営業許可を受けた会社が運営しています。

運営会社名: 株式会社DAYNEEDS
サイトURL: https://giftissue.com/
許認可: 東京都公安委員会 第 305491408223 号(交付 平成26年9月9日)
代表取締役: 齋藤翔平
連絡先(電話番号): 03-5338-2770
※ギフティッシュに関する問い合わせはできないようになってます
連絡先(問い合わせFORM) お問い合わせフォーム
営業時間: 定休日なし。年中無休
運営会社所在地 〒163-0532 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階

ギフト券関連のサイトは、稀にですが詐欺サイトもあります。

そのようなサイトは、HPを見てもこのような運営会社の情報がそもそもなかったり、連絡先がなかったり、必要な許認可も記載がないということがあります。

この点では、ギフティッシュのHPを見る限りこの点はクリアできているといえます。

ギフティッシュの取り扱いギフト券の種類

ギフティッシュは取り扱っているギフト券が豊富なことでも有名です。

以下は取り扱っているギフト券、30種類のうちのほんの一例ですがAmazonギフト券や楽天ポイントギフトカード、Appleギフトカードなどもかなり安い値段で購入できます。

ギフティッシュの取り扱っているギフト券の種類

ギフト券 割引率
Amazonギフト券 16.3%
楽天ポイントギフトカード 1.0%
Appleギフトカード 7.5%
GooglePlayカード 6.5%
LINEプリペイドカード 10.0%
nanacoギフト 4.5%
NET CASH 25.0%
ANA株主優待券 3,300円~
JAL株主優待券 2,500円~
スターフライヤー株主優待券 1,300円~
NETFLIX 26.0%
Huluチケット 30.0%

ただし、取り扱いギフト券全30種のなかで出品中のものは15種類。

出品中のなかでも数件しか出品されていないものも多く、50件以上の出品がされているのは、Amazonギフト券、Appleギフトカード、GooglePlayカード、ANA株主優待券、JAL株主優待券くらいでした。

ギフティッシュの取り扱いギフト券と在庫
(灰色のものはすべて出品なし)

ギフティッシュの取り扱いギフト券の種類一覧

これらのギフト券を売買するのであれば検討を利用してもよいですが、それ以外の場合は別のサイトを利用しても良いでしょう。

(別の売買サイトや買取サイトなども次から紹介していきます)

ギフティッシュ以外の売買サイト

ギフティッシュと同様に個人間でギフト券を売買できるサービスはいくつか存在します。

有名な売買サイトは次の5つです。

ギフティッシュに似た売買サイト一覧

  • アマテン
  • ベテルギフト
  • 売買部
  • ギフル
  • アマオク

このなかで最大手はアマテンです。

アマテンは、年間70億円の取引をしていて、ユーザー数は1万人を超えていると言われています。

HPを見た限り、ギフティッシュよりも当然ながら、かなり在庫量も多いです。

個人間で売買をする場合は、取引量が多いサイトを使わないと売り手としても買い手としても取引が成り立つ可能性が低くなるので、取引量が多いサイトを使うべきです。

ただし、逆に市場価格よりも高く売りたい / 安く買いたい、という考えがあるなら、むしろ取引量が少ないサイトを使うのも一考です。

大勢の人が90%でしか売ってないなかで95%で売ろうとしても、売れないでしょうが、取引量が少ないサイトで自分しか出品者がいなくて、購入者が他のサイトも見なければうまくいくこともあるでしょう。

アマテン│気になる換金率、高く売るコツ、注意点を徹底解説 べテルギフトの評判を口コミで徹底調査。買取率・使い方・トラブル?詐欺?すべて確認します

ギフティッシュを利用するメリット

  • 少額からでも出品可能【出品者】
  • エラー手数料なし【出品者】
  • クレジットカードでアカウントチャージできる【購入者】
  • 取引量が少ないために市場価格よりも高く売れる / 安く買えるかも【出品者&購入者】

少額からでも出品可能【出品者側】

ギフティッシュは、700円、1000円、500円といった少額からでも出品されています。なかには100円なんて値段の出品もあります。

とにかく出品して手元のギフト券を処分したいという人にとっては、いくらからでも出品できるギフティッシュはオススメです。

ギフティッシュはエラー手数料なし【出品者側】

個人間で売買できるサイトは、購入者側でチャージできない / 使用できないという事態が起きた場合、購入から30分以内に「エラー報告」という手段を用意しています。

エラー報告すると、ギフティッシュ側がトラブルがあったことを記録します。その後、ギフティッシュは双方に対して調査を実施し、出品者側に問題があることが発覚すると、購入者に返金処理をします。

競合サイトのアマテンの場合は、エラー報告が行われると、9.99%の手数料を出品者から徴収するため、自分でギフト券を使ってエラー報告をするような悪意ある購入者でもエラー手数料を徴収されます。

ギフティッシュの場合は、エラー手数料といったものがないため、この点ではギフティッシュのほうが有利です。

クレジットカードでアカウントチャージ可能【購入者側】

ギフティッシュはクレジットカードでアカウントチャージできるのが魅力です。

競合サイトのアマテンは、アカウントチャージは所定の口座に振り込むことでしかできません。口座振り込みの場合は金融機関ごとに振り込み手数料がかかることがあります。

このような無駄な手数料がかからない点はギフティッシュの魅力です。

取引量が少ないために出し抜きができる?【出品者&購入者】

ギフティッシュは、30種類の取り扱い券種がありますが、そのうち半分程度は在庫なし / 出品がなしの状態でした。

つまり、取引数量はそこまで多くないといえます。

取引量が多い場合は、市場原理が働き、安すぎる価格で買ったり、高すぎる価格で売ることはできなくなります。

しかし、出品している人が自分ひとりの場合は、相手がほかの売買サイトを覗くなどしなければ、出品している値段そのままで買ってくれる可能性があります。

買い手側でもこれは同様のことが言え、出品者が市場価格を知らないで非常に割安な値段で売っていても、そのまま黙って買ってしまうことができるというわけです。

取引量が少ないことは一般的に、売買サイトとしてはデメリットしかありませんが、このように捉えるとメリットにもなります。

ギフティッシュのデメリットや注意点

  • 取引量が少ないために取引が成立しにくい
  • 出金手数料440円がかかる
  • エラー商品を販売する人がいる【購入者側】
  • わざとエラー報告をする人がいる【出品者側】

取引量が少ないため取引が成立しにくい

ギフティッシュは取り扱っているギフト券30種類のうち、半数は出品がないサイトです。

つまり、あまり取引数量が多くありません。

活発に取引がされていなければ、取引が成立する可能性は低くなります。

もしすぐに取引を成立させたいのであれば、別の売買サイトや、ギフト券買取サイトなどを使いましょう。

出金手数料が440円かかる

ギフティッシュは、出金のたびに出金手数料が440円かかります。

出品者側でも購入者側でも出金のたびに、毎回手数料がかかるのはそこそこの痛手になります。

額面10,000円のギフト券を95%で売れても、出金手数料で440円かかるなら実質的には91.6%にしかなりません。

エラー商品を販売する人がいる【購入者側】

ギフティッシュでギフト券を買う場合は、エラー商品が販売される可能性があることを注意しましょう。

エラー商品とは使用済みの使えないギフト券や無効のギフト券を売ることです。

このようなギフト券を購入したら30分以内に「エラー報告」する必要がありますが、30分以内にエラー報告できない場合は、取引が確定してしまい、返金してもらえなくなるので注意が必要です。

ギフティッシュを含めて個人売買サイトを使う場合は、このようなリスクがあることに注意が必要です。

わざとエラー報告する人がいる【出品者側】

出品者側でもギフティッシュを使う場合は注意が必要です。

エラー報告を悪用する人がいるからです。

ギフティッシュで購入したギフト券を自分で使ってしまった後で、エラー報告をする人がいると、購入者側では何もできません。

このような場合は、ギフティッシュが調査を行い、出品者に否が無いことを判断されることもあるでしょうが、エラー報告する側が画像偽造などの工夫を凝らした場合は、どちらが悪いのか判断することは不可能になります。

個人売買サイトを使う場合は、このようなリスクが必ずあることに気をつけましょう。

ギフティッシュは集団訴訟されてる?

ギフティッシュの調査を進めていると興味深い検索結果を見つけました。

なんとギフティッシュを集団訴訟しようという動きがあるようです。

実際に集団訴訟がされているということではありせんが、購入したギフト券が無効であったことに怒った購入者が、集団訴訟を起こせるサイト「MatoMA」で訴訟プロジェクトを開始したようです。

ギフティッシュを集団訴訟しようという動き
(MatoMA)

ギフティッシュを集団訴訟しようという動き(MatoMA)

ギフティッシュ以外の売買サイトも集団訴訟の対象に…

ちなみに、MatoMAでは、ベテルギフトもアマテンも、同様の集団訴訟のプロジェクトが起こっています。

売買サイト5社のうち、3サイトに対して集団訴訟のプロジェクトが動いているのは非常に驚くべきことですが、裏をかえせば、売買サイトというものは利用する限りリスクがある場所だと解釈できます。

これらの集団訴訟プロジェクトは、実際に実行に移る気配はなさそうですが、反面、これらのプロジェクトを支持する被害者が多くいるということは認識しておいたほうが良いでしょう。

ベテルギフト集団訴訟│何が起こっているのかすべて解説

ギフティッシュ以外にオススメの現金化方法

ギフティッシュの情報を多く見てきましたが、結論としてはギフティッシュは売る側としても買う側としてもリスクが高い場所だと言うことができます。

もしギフト券を安く購入したいのであれば、各社が展開するキャンペーンや楽天市場のポイント還元を利用するなどが安全かつ有効です。

▼楽天市場のポイント還元を利用してお得にギフト券を購入する方法を説明

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また、ギフト券を売る場合は相手が個人の場合は様々なトラブルが起きるので、法人が買い取ってくれるサービスを利用したほうが賢明です。

相手が法人の場合は、消費者センターに電話したりもできますし、法人が逃げることは困難だからです。

例えば、Appleギフトカードを常に90%以上など高額で買い取ってくれる買取no1や買取将軍といったサイトも存在するので、このような買取サービスを利用しても良いでしょう。

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