PayPay残高を現金化する方法ってないかなぁ。。
この記事はそんなことをお考えの方のための記事です。
PayPay残高を現金化する方法
PayPay残高の種類で現金化の方法は変わる
PayPay残高を現金化する方法は、じつは残高の種類によて異なります。
残高の種類は次の4つになります。
PayPay残高は、公式サービスが用意している方法で、PayPay口座へ出金することができますが、実はこの方法は「PayPayマネー」という残高にしか使えません。
そのほかの、「PayPayマネーライト」、「PayPayポイント」、「PayPayボーナスライト」といった3種類の残高には、別の方法で現金化する必要があります。
PayPay残高の種類 | 口座出金 (公式方法) |
有効期間 | チャージまたは 獲得方法 |
PayPayマネー | なし |
銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!、PayPayフリマの売上 |
|
PayPayマネーライト | なし |
PayPayカード(旧ヤフーカード)、PayPayあと払い、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い |
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PayPayポイント | なし |
特典やキャンペーン等 |
|
PayPayボーナスライト | 60日以内 |
特典やキャンペーン等 |
残高の種類別の現金化方法はこれだ
PayPayの残高の種類4つを見てきましたが、種類別に現金化の方法は異なってきます。
- 公式の方法で口座へ出金する(PayPayマネー)
- 換金率の高い商品を購入して現金化(PayPayマネーライト、PayPayポイント、ボーナスライト)
- 友人や家族に商品や食事をプレンゼントして現金化(PayPayマネーライト、PayPayポイント、ボーナスライト)
- PayPay後払い機能を使って現金化
ちなみに、PayPayは特典やキャンペーンで得たポイントから自動的に優先して消費していきます。
そのため、普段からPayPayを利用するユーザーであれば、PayPayマネー以外は特に現金化について熱心に考える必要はない仕組みになっていることは覚えておいて良いでしょう。
獲得してから60日という有効期限つきのボーナスライトから優先して勝手に消費されていくので、普段からPayPayを使う人であれば、問題ないと思います。
- PayPayボーナスライト(期限60日)
- PayPayポイント(期限なし)
- PayPayマネーライト(期限なし)
- PayPayマネー(期限なし)
例: ボーナスライト200円、ポイント100円、PayPayマネーライト200円があった場合(合計500円)で、400円の買い物をする場合は、マネーライトが100円だけ残ります。
ちなみにポイントで優先的に支払うには、「PayPayポイントを使う」というボタンを押しておく必要があります。一度押しておけばその後もポイントが優先的に使われるようになるので、忘れずにONにしておきましょう。
PayPayマネー残高を現金化する方法【公式サービス】
PayPayアプリから銀行口座へ出金(換金率●●%)
PayPay残高を現金化する方法として最も代表的なものは、公式サービスの口座出金です。
PayPayマネーの口座出金の方法はとても簡単で、以下のステップですぐに行うことが可能です。
- PaPayアプリをまずは起動します
- 画面最下部の「ウォレット」ボタンを押します
- 「内訳・出金」のボタンを押します
- 出金先の銀行口座を選択します(※予め登録しておく必要あり)
- 出金する金額を入力し、実行します
PayPayのアプリを起動しましょう。
ホーム画面の一番下野メニューバーにある、ウォレットボタンを押します。
その後に、続いて、ウォレットの画面で「内訳・出金」のボタンを押します。
次に出金先の金融機関および口座を選択します。
もしまだ口座を登録してないのであれば、「出金口座を登録する」を選びましょう。
最後に出金する金額を入力して完了です。
PayPayマネーを以上の方法で出金する場合は、「本人確認」をしておく必要があります。
本人確認は、出金の手続きをする際に、途中で選ぶことができるので、そちらから行いましょう。
なお、本人確認には、運転免許証やマイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードであれば、即日数分で本人確認を終了させることができますが、それ以外の方法ですと確認に数日かかるとされています。
身分証明書と申し込み内容が異なる場合は、再度申し込みの手続きが必要になるので、気をつけて入力しましょう。
PayPayマネーを現金化するときの注意点
PayPayマネーの場合は、公式サービスの出金方法を使う方法が最も簡単で効率的です。
ただし、いくつかの注意点もあるので、こちらもおさえておきましょう。
PayPayマネーを出金する際の注意点
- PayPay銀行以外の口座に出金すると100円の手数料がかかる
- 出金はPayPay銀行なら即時だが、それ以外の場合は最短でも営業日1日~4日かかる
- PayPayマネー出金をするには本人登録が必要(マイナンバーカード以外の方法だと数日必要)
PayPay銀行以外の口座を選択して、出金する場合は手数料100円がかかるので、気をつけましょう。
また、出金には最低でも1日~数日かかります。
基本的には、午後5時までに振込を完了している場合は、翌営業日に振りこみ。午後5時以降に出金依頼をした場合は、翌々営業日に入金されます。
また、ゆうちょ銀行の場合はさらにこれが、3営業日後に振込か、4営業日後に振込されるということになります。
PayPay銀行が最も優遇されているので、出金するならPayPay銀行を使うのが良いです。
以上をすべてまとめると、次のようになります。
振込先口座 | 申請タイミング | 出金日 | 手数料 |
PayPay銀行 (旧ジャパンネット) |
関係なし | 即時 | なし |
ゆうちょ銀行 | 午後5時まで | 3営業日後 | 100円 |
午後5時以降 | 4営業日後 | ||
その他の金融機関の口座 | 午後5時まで | 翌営業日 | |
午後5時以降 | 2営業日後 |
PayPayマネーライトやポイントの現金化方法(ボーナスも同じ)
PayPayマネーライトやポイントは出金できない(ボーナスも同じ)
PayPayマネーライトを現金化する方法も見ていきましょう。
PayPayマネーライトは、PayPayカード(旧ヤフーカード)、PayPayあと払い、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージするとPayPayに貯まる残高です。
種類として考えると、「後払い」のサービスでチャージすると、すべてここに入ってくると認識すればよいでしょう。
PayPayマネーライトとPayPayマネーの大きな違いは、PayPay公式サービスの出金機能が使えないことです。
なぜこれは、そうなっているかというと、もしクレジットカードやキャリア決済やPayPay後払いでチャージしてから出勤してしまうと、クレジットカードの現金化と同じことができてしまうからです。
また、PayPayポイントも出金できません。ポイント還元は、ユーザーを特定のサービスを使い続けてもらうためにわざわざ還元するので、現金化されると、還元する意味がなくなるからです。
ボーナスポイントも同様です。
PayPayマネーライトやポイントで換金率の高い商品を購入して換金する
もっともポピュラーなやり方は換金率の高い商品を購入して転売することです。
モノによってはこの方法で8割~ほぼ10割かそれ以上で現金化できます。
具体的な商品を次から紹介しますが、ギフトカード、ゲーム機、ゲームソフト、切手などが代表格です。
Appleギフトカードが超換金率が高い
現金化手法でよく使われるアップルギフトカード(換金率95%以上!)やAmazonギフト券などのギフトカードは、PayPayで購入することはできないと言われていますが、実はYahoo!ショッピングなどで購入することが可能です。
Yahoo!ショッピングだと、枚数や金額の種類は少ないですが、出店している店舗でAppleギフトカードが購入できます。
Yahoo!ショッピングではAppleギフトカードがPayPayで買える
Yahoo!ショッピング出店店舗が独自に出しているものなので、枚数は限られますが、現金化するのであればこの方法が最も安定的に高換金率で換金することができます。
購入したAppleギフトカード(コード)は買取サイトといわれる、オンラインサービスで95%程度で買い取ってもらえます。
▼現金化の定番はAppeギフトカードです。下記のようなサイトで超高価買い取りできます
買取ライオン│評判口コミを調査。Appleギフトカード98%?▼関連記事: Appleギフトカードを購入する方法をPayPayなど含めて書いています
PayPayでのAppleギフトカード購入方法を詳しく解説その他の商品としては次のような商品が挙げられます。
- ゲーム機(PS5、XBOXなど)
- ゲームソフト(最新ゲームがオススメ)
- ブランドバッグ・洋服・アクセサリー・時計など
- 切手
PayPay現金化ではゲーム関連も良い
ゲーム機やゲームソフトも換金率が高いです。
ゲームソフトは、発売直後であればほとんど新品と同様の値段で転売することが可能です。ものによっては9割~95%程度で現金化できます。
また、PS5などもオススメです。入手しやすい型番でも程度。Amazonなどで抽選であたる必要があるものであれば5000円程度のプレミアがついて売れます。(この記事執筆中でもCFI-1200B01は数千円の利益がでます)
ちなみに、Appleギフトカードは、Yahoo!ショッピングなどでしか買えませんが、ゲーム関連なら、PayPayを使ってAmazonでも購入可能です。
Amazonは、PayPayマネー、PayPayポイントがどちらとも使えると明言しています。
参考: Amazon.co.jpでのお支払いにPayPayを使う
なお、商品を転売する際は、保存状態が悪いと減額となってしまうので気をつけましょう。梱包されているダンボールや保証書の類も商品の一部とみなされますし、開封も減額の対象となります。
一般的には以下を気をつける必要があります。
- ダンボールや梱包、包装紙、シール、保証書・説明書もきれいに保管する
- 新品未開封の状態を保つ
- 相場・買取市場価格をよく確認する
- 買い取りをしてもらう際は買取予約などをして価格保証をしてもらう
ちなみにフリマやブランド物を扱ってもいいですが、ゲーム関連よりも買値がばらつきがあったり基本的にはかなりの定価割れがされたり、そもそも商品が何十万もするなど手を出しにくいのでおすすめしません。
PayPay現金化は切手でもできる
PayPayの現金化する方法で意外な方法としては、切手があります。
切手なんかで現金化することができるの?と思う方もいると思いますが、気になる換金率は、シート単位の郵便切手であれば、金券ショップなどで80%前後で買い取ってもらえます。
ただし、切手をバラで転売する場合は、換金率が下がってしまい、60~70%程度でしか買い取ってもらえません。額面が50円以下のものもさらに10~30%ほど換金率が下がってしまいます。
ちなみに、郵便局でPayPayが使えることは明記してあるので問題ありません。
商品の転売先
商品の転売先は大きく分けて、一般消費者向けか、業者に別れます。
- 一般消費者向け:メルカリ、Yahoo!オークション、PayPayフリマ、ラクマなど
- 業者に転売: 買取業者、ギフト券買取サイトなど
このうち、一般消費者向けのサービスを使ってもよいですが、手数料がかなりかかったり、ユーザー同士で交渉を迫られたり、買い手がつかなかったりと、現金化するという意味ではあまりおすすめできません。
ヤフオクやメルカリは10%、ラクマは6%、PayPayフリマは5%の手数料が取られます。転売して現金化する場合は超レアな商品でない限り、絶対に定価割れするのに加えて、さらに手数料もとられて、値下げ交渉などもされる最悪なので、全くおすすめできない選択肢です。
業者に転売する場合は、先に電話やメールなどで申し込みしておけば価格保証してくれるので、いくらで売れるのか見通しが立てやすく、交渉なども不要です。
PayPayで現金化する場合は、すでに紹介したように、Appleギフトカードを購入して、ギフト券買取サイトに転売する方法です。
▼以下のサイトでもすでに紹介したようなサイトと同様、Appleギフトカードを超高価買い取りしてくれます
買取No.1│換金率が最高98%って本当?口コミで検証友人と食事をして現金化
PayPayの現金化の方法のなかでは、かなりイレギュラーな方法ですが、友人と食事をして現金化するという方法もあります。
例えば2人で食事をして、2人分の料金をPayPayで払ったら、もうひとりの料金を友人から現金でもらう、というやりかたです。
これは飲み会をクレジットカードで払う場合と同じやり方で、会社の飲み会や合コンなど大人数での食事することがあれば、一旦自分が建て替えてしまい、参加した人の代金を現金で回収するという方法と全く一緒です。
自分の食事代はかかりますが、これでも現金化できます。
あとは、すでに紹介した転売のかわりに、友人が欲しいものを購入してあげて、現金を友人からもらうという方法でも現金化は可能です。
PayPay後払いでも現金化は可能。その方法とは
PayPay後払いを利用する申し込み方法【ステップバイステップ】
スマートフォンでPayPayアプリを開きます。アプリがインストールされていない場合は、まずは適切なアプリストア(Google PlayまたはApple App Store)からダウンロードしてインストールします。
アプリが開いたら、「後払い」ボタンを押します。
またはウォレットを選択しても「あと払い」のページに行くことができます。
【ウォレットのボタンを押して・・・】
【そこから、あと払いの申し込みボタンを押すことでも同じページに行けます】
後払い機能についての説明をよく読み、理解した上で進みます。すでにPayPayカードを持っている人は、そのまま後払い機能が使えますので、新規に申し込む必要はありません。
↑上記と同じものがアプリ内でも表示されます
以下はマイナンバーカードを使った場合の本人確認方法です。この方法が最も早く本人確認が終わります。
運転免許証を使った方法もありますが、その場合は数日の日数を必要とします。
引用: PayPay公式ホームページより
申し込みにあたり、本人確認書類の情報や支払いに使用する口座情報を提供します。これらの情報は、申し込み時の審査に使われます。
- 性別(男性/女性)
- メールアドレス
- 電話番号(申し込み本人のもの)
- 申し込みする人の職業(サラリーマン/事業主など)
- 世帯人数
- 年収や資産金額
- 現在の住まいおよび住宅ローン返済の有無
- 勤務先情報(勤務先の名称、電話番号)
- 利用目的(個人/法人など)
全ての情報を入力したら、入力内容の確認画面が表示されます。内容をよく確認し、間違いがなければ申し込みを完了します。
申し込みが完了したら、PayPayの審査を待ちます。審査結果は数時間から数日で通知されます。
審査が通過したら、PayPayアプリを再起動してみましょう。ホーム画面に「後払い」への案内が表示され、PayPay後払いが利用可能になります。
実際に商品やサービスを購入する際には、支払い方法として「PayPay後払い」を選択します。これにより、商品やサービスの購入代金は後日指定した口座から引き落とされます。
PayPayカードを使う方法もある
PayPayで現金化する方法を行う際の注意点
PayPayで現金化するとき「現金化業者」は違法なので使うな
これまでに紹介したPayPayで現金化する方法を少し面倒だなと感じる人もいるかもしれません。
しかし、かといって、安易にPayPayに対応する現金化業者を利用するのはまったくおすすめしません。
現金化業者と言われる業者は、実態は貸金業であり、また、手数料が異常に高いことから、金融庁も違法だとして、使わないように注意を呼びかけているからです。
現金化業者を使うメリットは次のようなものがあります。
- 詐欺のリスク:
PayPay残高を送金した後に、業者から現金が振り込まれるかどうかは、その業者の信頼性に依存します。信頼性の低い、または詐欺的な業者を利用すると、PayPay残高を失うリスクがあります。 - 安全性の確認が難しい:
現在、PayPayの現金化に対応している業者は少なく、その中に信頼できる業者を見つけるのは難しい場合が多いです。 - 手数料が高い:
換金手数料は高めに設定される傾向があります。だいたい80%でしか現金化できず、非常に低いです。Appleギフトカードやゲームの現金化の95%などと比べるとその差は歴然です。 - 手続きが複雑:
PayPay残高を業者に送金し、その後現金を受け取るまでの手続きは一般的に複雑であり、誤解や問題が生じる可能性があります。
現金化業者を利用するメリットとして、PayPayマネーライトも現金化できる、と書いている記事もありますが、これは誤りです。
すでに紹介したとおり、Yahoo!ショッピングなどでAppleギフトカードを購入して、ギフト券買取サイトに転売すれば、PayPayマネーライトも現金化できます。
現金化業者を使う必要はまったくないと言えるでしょう。
PayPayマネーがPayPayマネーライトに強制転換される場合がある
注意すべきは、「PayPayマネー」を本人確認が未完了のユーザーに送金すると、その残高は「PayPayマネーライト」に変換されてしまうという点です。このような変換が行われると、銀行への出金が不可能になります。したがって、PayPayを使用する際には、相手が本人確認を完了しているかどうかを確認することが重要となります。
また、一度「PayPayマネーライト」に変換された残高を「PayPayマネー」に戻すことはできません。つまり、本人確認が完了していても、「PayPayマネーライト」を受け取ると、それは銀行への出金ができない状態のままです。
現金化したい場合、信頼できる友人や知人に対して、「PayPayマネーライト」を送金し、その代わりに現金を受け取るか、Appleギフトカードを使った現金化を行いましょう。
PayPayでの現金化は違法ではない
現金化をしても、何かの法律に違反することはありません。警察に逮捕されることなどもありません。
しかし、PayPayの利用規約には反することだけは知っておいていよいでしょう。とはいえ、一人ひとりのユーザー違反しているかどうか、PayPay側が判断するのは不可能に近いです。
判断する方法がまずないからです。換金性が高いそれらしい商品を購入したからといって、その後に、転売しているかどうか知る方法はないからです。
2019年9月30日以降のチャージ分のみ出金できる
PayPayマネーの出金には特定の条件が付与されています。この条件とは、出金可能なPayPayマネーが2019年9月30日以降にチャージ(入金)されたものだけというものです。これは公式に認められている制限です。
それに対して、2019年9月29日までにチャージされたPayPayマネーは、現金化(出金)することが許されていません。その理由は、この期日以前にチャージされたPayPayマネーは「PayPayマネーライト」というカテゴリーに分類され、出金機能が制限されているからです。
まとめ
PayPayの現金化の方法を見てきましたが、簡単にまとめると、PayPayマネーを現金化する場合は、公式機能をつかって指定口座へ出金する方法がオススメです。
その場合は、PayPay銀行の口座を使うと、即日で手数料無料で送金できるので、この方法を使いましょう。別の金融機関を使うと営業日最大2日、またゆうちょう銀行を使うと、営業日で最大4日かかってしまい、さらに手数料が100円取られます。
PayPayマネー以外、つまり、PayPayマネーライト、PayPayポイントの場合は、Appleギフトカードや、PS5、XBOXなどのゲーム機などを転売して現金化する方法がオススメです。この方法なら95%などで現金化することが可能です。
最もおすすめできないのは、現金化業者をつかった方法です。現金化業者は、金融庁が違法なので使うなと注意している存在です。反社勢力なども関わっている場合があるので、使わないようにしましょう。