地方競馬をクレジットカードで楽しみたい。
そう思いの方も多いでしょう。
確かに最近では、「JRAダイレクト」などを背景に、オンライン上で、クレジットカードで馬券の購入が可能になるなど、競馬もデジタル化の波が進んでいます。
この記事では、地方競馬の馬券をクレジットカードで購入する具体的な方法や裏技を、わかりやすく紹介していきます。
▼この記事でわかること(クリックで飛べます)
地方競馬もクレジットカードで利用できる?
地方競馬ではクレジットカードを使えない
地方競馬ではクレジットカードは残念ながら使えません。
なぜ使えないのかは、JRAが手数料を負担したくない、など諸説ありますが、いずれにせよ使えません。
ただし、裏技的な方法で、クレジットカードを使う方法はあります
(クリックすれば該当箇所に飛びます)
地方競馬でも、インターネットで競馬の投票はできます。
しかし、地方競馬のオンライン競馬投票サービスのすべてが、クレジットカード決済に非対応です。
地方競馬の馬券購入サービスの、「オッズパーク」、「SPAT4(spat4)」、「楽天競馬」ではインターネット上から馬券を買えます。しかし、やはりこれらはクレジットカードには非対応です。
地方競馬の公式サービスを使う場合、まずは上記サイトの自分のアカウントへ銀行口座から送金(入金)をします。
その後に、マイページから馬券を購入するか、もしくは銀行振込で支払うといった仕組みです。そのため、クレジットカードは使えないのです。
ちなみに、後で紹介するとおり、中央競馬でクレジットカード対応しているのは「JRAダイレクト」(サイト外へ飛びます)のみです。
それ以外の「即PAT(即パット)」、「A-PAT(エーパット)」のいずれもがクレジットカードに非対応となっています。
余談ですが、地方競馬サービスの「即PAT」、「A-PAT」、「楽天競馬」などを利用する場合は、特定の金融機関の口座からしか送金できません。
しかし、ペイジー(Pay-easy)というサービスを使うと、普段使っている地方銀行などでも入金が可能になります。(※110円の送金手数料がかかることには留意)
クレジットカードで地方競馬を楽しむ方法
地方競馬は、公式の方法ではクレジットカードで馬券を購入することはできません。
しかし、それでもクレジットカードで地方競馬を楽しみたいとお考えの方もいるでしょう。
そんな人のための裏技的な解決策を紹介します。じつは、いくつかの方法を使えば地方競馬の馬券をクレジットカードで購入することが可能になります。
以下では、次の2つの方法について紹介していきます。
▼地方競馬の馬券をクレジットカードで買う方法は2つ
クレジットカードの現金化
クレジットカードの現金化をすれば、地方競馬を楽しむことが可能です。
この方法は、地方競馬で馬券を購入したり投票するためのお金を、ものの1時間で用意できます。
即金性や、換金性、オンラインですべて完結する、また、審査がないといったことも特徴です。
- 手順は簡単。「どうやるの?」など迷いません
- オンラインで操作は完結。
- 審査がない
- 30分~1時間程度で最大数十万円をつくることが可能
- 換金率が高い(安定して93~98%)
やりかたは簡単で、クレジットカードを持っているのなら、オンラインで換金率の高い商品を購入して、業者に転売するだけです。
なお、「クレジットカード現金化業者」と呼ばれる、業者は手数料がバカ高いのでオススメできません。
クレジットカードで現金化するなら、自分で現金化しましょう。
具体的には、Appleギフトカードなどの換金率が高い商品(93~98%で換金可能)をオンラインで購入します。
その次に、「ギフト券買取サイト」と呼ばれるWEBサイトで、買取を申し込むだけです。申し込みしたら30分以内に業者から振り込まれますので、これですぐに取引が完了します。
▼クレジットカード現金化のステップ(まとめ)
- クレジットカードでギフトカード*を購入
(*Appleギフトカードが今は一番換金率が高い=93%~98%) - 購入したギフトカードを買い取ってくれる業者に転売
(オンラインで操作は完結。買取の申し込みは数分で完了) - すぐに現金が振り込まれるので口座への入金を確認
▼なお、販売先は、買取率も高い以下のようなサイトなどがおすすめです
買取ライオン│評判口コミでAppleギフトカード買取98%?そのほか【Appleギフトカード│最新買取率とおすすめサイトランキング】でも、買取サイトを紹介してます。
キャッシング
キャッシングでも、間接的にクレジットカードを使って、地方競馬を楽しむことができます。
「キャッシング」は、クレジットカードの機能でお金を借りられる機能です。
ATMが近くにあって、お手元にクレジットカードがあればお金を引き出すことが可能です。
引き出したお金は、翌月にカード会社に返済することになりますが、すぐにお金を手に入れることが可能です。
この方法なら中央競馬・地方競馬どちらでも有効です。
ちなみにキャッシングの金利は、一般的に金利では年利18%程度です。
1ヶ月あたり1.5%、2ヶ月借りるなら3%といった水準なので、返済期間にもよりますが、クレジットカードの現金化よりも少し低めの設定です。
ただし、利用条件としてはクレジットカードの申し込み時に、前もってキャッシング枠の申し込みと、かつ、審査を通過している必要があります。
クレジットカードを作成した時にキャッシング枠を設定してないと、改めて追加で申し込みが必要です。
この場合、審査が必要で、数日間はかかることを覚えておきましょう。
中央競馬はクレジットカード利用が可能
地方競馬では公式の方法でクレジットカードを使うことはできません。
一方で、「中央競馬」は、クレジットカードで馬券を購入することが可能です。
2024年の現在において、馬券を直接的にクレジットカードで購入する唯一の方法です。
こちらも確認しておきましょう。
JRAダイレクト(PCのみ)
JRAダイレクトは、クレジットカードで馬券を買うために用意されている専用のネット・ページです。
オンラインで購入することができるため、競馬場やウインズ・エクセル(JRAが運営する競馬を見る指定席)など現地に行かずに馬券を購入することが可能です。
JRAダイレクトは、JCBカードや、三井住友をはじめとした11種類のカードが使えます。(どのカードが使えるかはこの後ですぐに紹介)
JRAダイレクトの利用開始時の設定で、利用したいクレジットカードを選んで登録を進めれば、すぐに使える仕組みです。
以下の画像のように、初めての場合は、まずは自分のアカウントを作成します。それに紐付けるかたちで、お手持ちのクレジットカードも一緒に登録を進めます。
アカウントが作成されたら、すぐに投票時にクレジットカードを利用できるようになります。
JRAダイレクトは一度登録してしまえば、クレジットカードで、何も問題なく馬券を購入することが可能になります。
しかし、新規でアカウント登録できる「時間帯」がかなり限定されていることに注意です。
具体的には、以下の時間帯にのみ、システム登録できるので、覚えておきましょう。
- 金曜日の18:30~土曜日の最終レース前
- 土曜日の19:30~日曜日の最終レース前(G2、G3は土曜日の07:00~開始
また、スマートフォンでも操作は可能ですが、JRAダイレクトは、JRA自身がPCで操作することを推奨しています。スマートフォンは非推奨となっています。
もしスマホで操作していたことが原因でトラブルが起きたとしても、サポート対象外となります。JRA側も解決に動いてくれませんので、この点も気をつけましょう。
最新の情報では、2023年の9月には、JRAダイレクトのアプリもリリースされる予定です。こちらが公開されてからはスマホからの操作もできるようになる予定です。
JRAダイレクトで利用できるクレジットカードの種類(11種類)
JRAダイレクトで使えるカードは実は限られています。
今ですと、下記の11種類のカードを利用することが可能です。
JRAダイレクトで利用するには、それぞれのカードのマイページで事前の登録が必要になります。
ちなみに、以下のカードなら、どのブランド(JCB、VISA、MasterCar)でも利用できます。
▼JRAダイレクトで使えるクレジットカード一覧
クレジットカードの種類 | 利用条件 |
---|---|
JCBカード | MyJCBの登録 |
三井住友カード | Vpassの登録 |
UCカード | アットユーネットの登録と本人認証 |
MUFGカード (UFJカード含む) | MUFGカードWEBサービス |
DCカード | DC Webサービスの登録 |
NICOSカード (※JAカード含む) | Net Branchへの登録 |
セゾンカード/クラブ・オン/ミレニアムカードセゾン | Netアンサーへの登録 |
出光カード | ウェブステーションへの登録 |
JACCSカード (※VISAは除く) | インターコムクラブへの登録 |
楽天カード | 楽天 e-NAVI、本人認証 |
ダイナーズクラブ(Diners Club) | クラブ・オンライン、本人認証の登録 |
競馬に使うならJRACARDを選ぼう
新たにクレジットカードを競馬用に作る場合は、「JRACARD」、「楽天カード」などがオススメです。
JRAカードは次のような、競馬好きには嬉しいメリットがたくさんあります。
▼JRAカードのメリット7つ
- 競馬場の指定席を優先的に予約できる
- 来賓室・来賓席に招待される(規定のJRAポイント以上を保有の場合)
- 魅力的なカードデザインを11種類選べる(ディープインパクト、クロフネ、トウカイテイオーなど)
- JRAポイントが還元率1.0%で貯められる
- 競馬場に行くだけで来場ポイントを貯められる
- 初年度は年会費が無料
- 学生の方は在学中は年会費が無料になる
年会費は2年目からは1,375円かかりますが、初年度は無料です。また学生の場合は常に無料です。
溜まったポイントは、ゼッケンのレプリカやぬいぐるみなどのファンが喜ぶ競馬オリジナルグッズに交換することが可能です。
クレジットカード競馬を遊ぶ際の注意点
JRAダイレクトを利用する場合はいくつか注意点があります。
公式ホームページにも、詳細な利用規約や注意点が記載してありますが、これらの点も含めて、何に気をつけるべきかわかりやすく解説していきます。
https://www.jra.go.jp/dento/welcome/direct/direct_kanyu.html
使えるクレジットカードの種類が限定
すでにお伝えした点ですが、JRAダイレクトでは、利用できるクレジットカードが11種類に限定されています。
2022年11月にクレディセゾン、ジャックス、ダイナーズクラブが追加されるなど、年々種類は増えてはいます。
しかし、念のために、お手持ちのカードが利用できるかは予め確認しておきましょう。
1ヶ月の利用限度額は10万円
JRAダイレクトでクレジットカードを利用する場合は、一ヶ月の利用限度額が10万円と決まっています。
以前は、月間利用限度額が5万円でしたが2020年から10万円となりました。
ちなみに、1回あたりの購入件数は50件。最低購入金額は1000円/回です。
人によっては10万円でも物足りないと思う人がいるかもしれません。
しかし、限度額はインターネットでクレジットカードで馬券を購入できるとついつい使いすぎてしまうことがあります。そのため、使いすぎ防止の目的で限度額が設定されています。
基本的にはこの限度額内で購入するように、JRAはルールを設定しています。
しかし、どうしても、10万円以上をクレジットカードで購入したいとなった場合は、クレジットカードの現金化をして馬券を購入するなどの方法があるでしょう。
なお、JRAダイレクトは、分割払いやリボ払いは使えません。1ヶ月以内に返済できる金額で利用しましょう。
もし分割払いやリボ払いで馬券を購入したいという場合は、裏技ですが、クレジットカード現金化の方法があります。
また、そのほかJRAダイレクトでは、馬券1枚を購入するたびに、システム利用料として100円(税込)がかかることは知っておきましょう。
中央競馬は土日のみ営業│払い戻しは月曜日以降
JRAダイレクトが使えるのは、中央競馬/地方競馬のうち、中央競馬です。
中央競馬は土日しか利用できません。
そのため、平日にクレジットカードで競馬を楽しみたいとなった場合でも、基本的には土日まで我慢する必要があります。
もし土日以外=平日に競馬をクレジットカードで楽しみたいとなった場合は、すでに紹介した、キャッシングやクレカ現金化の方法を行う必要があります。
また、JRAダイレクトでは、払い戻しは月曜日以降(ゆうちょう銀行の場合は木曜日)です。もしレースで買っても、現金が獲得できるのは月曜日以降になることを覚えておきましょう。
(つまり、払戻金を使って、さらに次のレースの馬券を購入するといったやり方はできません)
クレジットカードの名義人と口座名義の一致が必要
JRAダイレクトで、クレジットカードで馬券を購入する場合は、クレジットカードの名義と、利用口座の名義が一致している必要があります。
つまり、一言でいえば、本人名義のカードではないと使うことはできません。
家族名義や法人カードも使うことはできませんのでこの点にも注意しましょう。