Appleギフトカードで、iCloudストレージの料金を支払いたい。
この記事では、Appleギフトカードでの、iCloudストレージ・サービスの支払い方法を、分かりやすく解説します。
▼この記事でわかること:
iCloudストレージの「有料版」を、以下では「iCloud+」と表記します。
iCloud+の支払い方法(Appleギフトカード)
iCloud+(iCloudの有料版)の支払い方法は、3通りあります。
まずは、これらの支払い方法について、それぞれ詳しく見ていきます。
▼iCloud+の支払い方法│3種類:
「iCloud」と「Cloud+」の違いを知りたい方は、「iCloudストレージとは(無料版・有料版)」に飛んでください
Appleギフトカードでの支払い方法
まずはAppleギフトカードで、iCloud+(iCloud 有料版)を支払う方法を見ていきます。
▼Appleギフトカードでの支払い方法:
- Appleアカウントにチャージする
- 「設定アプリ」からiCloudを選ぶ
- Apple Payで支払う
ざっくりしたステップは、以上です。
次から、詳細なステップの説明をします。
Appleギフトカードをチャージして支払いする
まず最初に、自分のアカウントにチャージしておきます。
(そうでないと残高が無いのでエラーになる)
Apple ID への チャージ方法
【タップで開く】
Eメールタイプの場合は、メールでAppleギフトカードを受信します。
この場合、メール本文に書いてある「今すぐ使う」をタップします。
Appleギフトカードを使用できる画面に切り替わるので、こちらを進んで行きます。
Appleギフトカードをチャージするときは、チャージしたい対象のApple IDでログインする必要があります。
IDとパスワード入力してログインしておきましょう。
これで、前段階のチャージは完了です。
Appleギフトカードを自分のApple IDにチャージしたら、次は、Apple Payでの iCloud+の支払いをします。
設定アプリでの支払い方法
【タップで開く】
iPhoneやiPadのホーム画面で、「設定アプリ」を立ち上げます。
設定アプリを開いたら、自分のApple IDアカウントの箇所をタップします。
このApple IDに、Appleギフトカードでチャージ。
その後、チャージした残高で、iCloud+の料金を支払う、という流れになります
次の画面では、「iCloud」の箇所をタップします。
(5GBなど現在のプランが表示されています)
アカウントのストレージを管理をタップします。
次の画面で、「ストレージプランを変更」をタップします。
(5GBと書いてあるのは、現在の契約中のプランです)
次の画面で、購入可能なプランの一覧が表示されます。
この中から、購入したいプランをタップします。
(画像では、200GB、月額400円のプランを選んでいます)
プランを選んだら、「iCloud+にアップグレード」のボタンを押します。
「iCloud+にアップグレード」のボタンを押すと、Apple Payで支払いする画面になります。
サイドボタンをダブルクリックして、承認をします。
※ 上記は「Eメールタイプ」の手順 説明です。
「カードタイプ」でチャージしたいなら、【Appleギフトカード│コンビニでの種類・金額・お得な買い方】も参考にしてください。
✓ Eメールタイプ…メールで受信する
✓ カードタイプ …プラスチック・カードのタイプ。コンビニなどで購入できる。
クレジットカードでのiCloud+の支払い方法
iCloud+をクレジットカード・キャリア決済で支払う方法を解説します。
クレジットカード・キャリア決済の支払い方法
【タップで開く】
iPhoneの「設定アプリ」を開きます。
次にApple IDをの箇所をタップします。
「お支払いと配送先」をタップします。
(「JCB」と書かれているのは、現在のデフォルトの支払い方法として登録されているクレジットカードの種類です)
次の画面で、「お支払い方法を追加」のボタンをタップします。
(画面上部の「JCB」、「Visa」と表示の情報は、現在登録済みのクレジットカード)
次の画面の「クレジットカード / デビットカード」という箇所を選択します。
その後、「カード番号」、「有効期限」、「CVV」などを入力します。
入力がすべて終わったら、右上の「完了ボタン」を押して、登録が完了します。
(デビットカードの場合も同様の方法で登録が可能です)
キャリア決済でのiCloud+の支払い方法
iCloud+をキャリア決済で支払う方法は、クレジットカードでの支払い方法とほとんど同じです。
キャリア決済で支払いたい場合は、iPhoneの「設定アプリ」から「キャリア決済」を選びます。
登録が完了すれば、「キャリア決済」でもiCloud+を支払いできます。
キャリア決済…
au、ソフトバンク、ドコモなどの通信会社(=キャリア)が提供。
通信契約を結んでいる人が使える、ネットショッピングなどの支払代金を一時的に立て替え。
代金は、翌月の通信料金(電話料金)と一緒に請求される。
iCloudストレージとAppleギフトカードの注意点
iCloudストレージやAppleギフトカードに関連する、注意点もお伝えしておきます
▼iCloudとAppleギフトに関する注意点:
Appleギフトカードで支払う場合もクレジットカード登録が必要
iCloud+をAppleギフトカードで支払う場合でも、クレジットカードやキャリア決済の登録しておく必要があります。
サブスク(サブスクリプション)の場合は、このような仕様になっています。
Cloud+も、サブスクで、継続的に何ヶ月も使うことが当たり前です。
(50GBのプランで130 円が毎月請求)
Appleからすると、「この人は今後もずっと払えるのだろうか?」と思います。
そのため、サブスクのときは、ギフトの残高があっても、クレジットカードやキャリア決済の登録もしておく必要があるのです。
チャージ残高が購入金額に不足していても、クレジットカードやキャリア決済で自動的に支払われるので、Apple側としても安心というわけです。
Appleアカウントの残高を他人に贈ることはできない
自分のApple IDにチャージした残高は、他の人に譲渡することはできません。
用途をよく考えてからチャージしましょう。
他の人にプレゼントする可能性などあれば、一旦チャージは、踏みとどまったほうが賢明です。
一部のサブスク料金はAppleアカウント残高で支払えない
一部のサブスクリプション・サービスは、Appleギフトカードのチャージ残高で支払いができません。
例えば「Apple Care+」などです。
ほとんどのサービスは、Appleギフトカードで支払えますが、中には例外もあることも覚えておきましょう。
ファミリー共有の注意点
「ファミリー共有」は、Apple IDアカウントを共有で、有料アプリをお得に使えるサービスです。
注意しておきたいのは、ファミリー共有している場合でも、家族が自分のApple IDにチャージした残高は、勝手に使えません。
ファミリー共有…
有料アプリの共有が可能
例:Apple Music 月額980円 → 月額1,480円(税込)(最大6人までの利用が可能に)
iCloudストレージサービスとは【概要】
ここでは、「iCloudストレージ・サービス」について、特に、「有料版・無料版の違い」について説明していきます。
そもそも、iCloudは、Appleのサービスで、写真、ファイル、ビデオ、またiPhoneなどデバイスの中のデータを安全にバックアップするサービス。
iPhone、iPad、MacBookなど、他のAppleデバイス間でもデータを共有できるサービスです。
そのほか、「共有写真ライブラリ」、「共有アルバム」の機能も備わっています。
家族や恋人、友人などと特定のフォルダの写真を共有することも可能です。
以下は、iCloudの機能の一覧です。
iCloudでできること一覧
【タップで開く】
- フル解像度の写真と動画をクラウド上に保存。いつでも、どのデバイスからも呼び出せる
- iPhoneで撮影した写真や動画をMacなどでシームレスにすぐに編集できる
- iPhone、iPadその他Appleデバイスのデータを自動でバックアップ。データを無くしても、いつでも復元が可能
- 高いセキュリティ機能(2ファクタ認証でデータを保護。保存情報はすべて暗号化)
(iCloud説明や利用規約ページより作成)
デバイス間で完全にデータ連携されるので、非常に使い勝手が良いサービスです。
iCloudストレージ(無料版)でできること
iCloudストレージは、無料版と有料版があります。
(有料版は、「iCloud+」と呼ばれます)
無料版でできることと特徴をおさえておきましょう。
無料版と有料版でできることに、特に違いはありませんが、無料版の場合は容量が5GBまでとなっています。
5GBですと、すぐに容量がいっぱいになってしまいます。
無料版は実質的には、iCloudストレージがどのようなものなのかを体験するためにあると言っていいでしょう。
iCloudストレージ(有料版)でできること
有料版のiCloudストレージの特徴も見ていきます。
有料版のオプション
有料版のプラン(容量)と料金は以下の通りになっています。
▼iCloud有料版のプラン一覧:
プラン(容量) | 料金 (月額・税込) |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
6TB | 3,900円 |
12TB | 7,900円 |
(2023年11月21日時点のもの)
なお、いずれのプランも以下の機能は備えています。
▼どのプランでも以下は利用可能:
- iCloudプライベートリレー
- メールを非公開
- カスタムメールドメイン
- HomeKitセキュアビデオ
細かいことを言えば、「HomeKit セキュアビデオ」だけ、200GBのプランまでは5台までの同時接続が可能。
2TB以上のプランだと、台数無制限の同時接続が可能となっています。
なお、HomeKitセキュアビデオは、市販のビデオカメラと接続すれば、自宅の状況をいつでも、iPhoneなどで監視できるようになるものです。
※市販のビデオカメラで「HomeKitセキュアビデオ」に対応するものを選ぶ必要
iCloudの解約・ダウングレードの方法
iCloud+は、お手持ちのiPhoneなどのストレージを拡張する便利なサービスです。
ですが、解約やダウングレード(安いプランへの変更)したい人もいるでしょう。
やり方を解説しておきます。
解約またはダウングレードする方法
iCloud+を解約やダウングレードしたいと思ったときは、次の手順で行うことができます。
▼iCloud+の解約やダウングレードの手順:
- 「設定アプリ」を開きます
- アカウント名の箇所をタップします
- 「アカウントのストレージ管理」の箇所をタップします
- 次の画面で、「ストレージプランを変更」をタップ
- 変更先のプランを選択します。(200GBが既存プランなら、50GBなど)
- 「完了」ボタンをタップすれば、変更ができます
上記の手順でダウングレードをすることができます。
なおプランの解約をする場合は、「5GB(無料)」か「解約」、または「なし」といった表記のボタンをタップすれば可能です。
解約における保存データへの影響
ダウングレードや解約(=無料の5GBプラン)した場合に、今までiCloudに保存したデータがどうなるのかと不安になる方もいるでしょう。
実は、ダウングレードした場合でも、すでに保存した、これまでのデータが消えるといったことはありません。
しかし、そこからは、さらに新規でデータをアップロードしたり、更新するなどはできなくなってしまいます。
本当に保存しておくだけ、を目的とするのであれば、ダウングレードしてもいいでしょう。
しかし、一般的には全く使わなくなるといったことはないでしょうから、ある程度余裕がある容量にしたほうがいいでしょう。
iCloudストレージに関するよくある質問
- iCloudストレージは端末ごとの容量を合計して使えるようになるサービスですか?
- いいえ。iCloudストレージは端末ごとの容量を合計して使えるようにするのではなく、契約しているiCloudストレージの容量をそれぞれの端末で共通して使えるサービスです。
- iCloudで特定の端末のiCloudの機能をオフにすると、保存しておいたデータは消えてしまいますか?
- いいえ。特定の端末で機能をオフにしても、それまでに保存しておいたデータは消えません。
- iCloudストレージの容量は、iPhoneやMacなどの端末と同じ容量にしなくてはいけませんか?
- いえ。端末と同じ容量にする必要はありません。256GBのiPhoneを使っていて50GBのiCloudを使ってもいいですし、逆に256GB以上の容量を契約しても問題ありません。
- iCloudストレージは、iPhoneの容量を増やすサービスでしょうか?
- いいえ。端末の容量を増やすのではなく、クラウド上で使える容量を増やすサービスです。
iCloudについて、よく誤解される点ですが、これは、デバイス本体の容量(ストレージ)が増えるわけではありません。
例えば、128GB、256GBのiphoneの場合は、精算・出荷の時点で決まった容量がきまってるので、物理的に変更することはできません。
しかし、iCloudのサービスを使うことで、オンライン上で、写真や音楽ファイル、映像ファイルなどの保存先を5GBや、50GB、200GBなど増やすことができるというわけです。
値段から考えても、同じiPhoneの機種で64GB増やす場合でも、数万円値段が変わるので、月額130円で50GBも拡張できるとすれば、相当お得です
- icloudの、itunesカードでの支払い方法は?
- Apple IDにチャージした残高があり、icloudのサブスク契約が有効なら自動で残高から支払いされます。
- icloudストレージの料金の支払い方法は?
- クレジットカード、Appleギフトカード(iTunesカード)、デビットカード、キャリア決済などがあります。
- icloud ストレージの支払い時に残高不足だとどうなる?
- 支払いエラーとなります。クレジットカードなど別の支払い方法が設定されてるなら、そちらで支払いされます。
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