- Appleギフトカードを、「Applay Pay」や「ウォレット・アプリ」で登録したい。
- 「Applay Pay」や「ウォレット・アプリ」の違いについて知りたい。
- Apple PayでAppleギフトカードを購入する方法はありますか?
このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
今回の記事では、AppleギフトカードとApple Payに関連する疑問について分かりやすく解説します。
この記事でわかること
(クリックすると飛びます)
AppleギフトカードはApple Payには登録できない
Appleギフトカードは、Apple Payに登録できるのでしょうか?
結論からいうと、できません。
なぜできないのか、理由を見ていきましょう。
Apple PayにAppleギフトカードを登録できない理由
Appleギフトカードの前身である、「Apple Storeギフトカード」は、直接、Apple Payに登録することが可能でした。
しかし、2022年にAppleギフトカードが発売されてからは、この機能は廃止されました。
「Appleギフトカードも直接登録できるのでは?」 と考える人が多いのも、これが理由となっています。
ウォレットにAppleギフトカードの
追加機能はなくなった
引用:https://discussionsjapan.apple.com/thread/253763643
実際に、当サイトの運営スタッフも、ウォレットアプリを開いて確認しましたが、やはりできませんでした。
Apple Payとウォレットに登録できる支払いは?
2024年の現在、Apple Payに、Appleギフトカードを登録(追加)できません。
先ほどは、端折って(はしょって)、説明しましたが、そもそも、Apple Payは、「ウォレットに登録した支払い方法を、使うためのアプリ」です。
Apple Payの利用イメージ
したがって、Apple Payを使う場合は、まずは「ウォレット・アプリ」に支払い方法を追加します。
しかし、この「ウォレット」には、Appleギフトカードを登録することはできません。
逆に、「ウォレット・アプリ」に登録できる支払い方法は次の通りです。
ウォレットアプリで登録可能な
支払い(決済)方法
- クレジットカード …楽天カードなど
- 交通系電子マネー …
Suica、PASMO、ICOCAなど - 電子マネー …
AU PAY、WAON、PAYPAY、楽天ペイなど - プリペイド …
nanaco、AUプリペイドなど - デビットカード(*)
(*…銀行口座に紐づく支払い用のカード。クレジットカードのように使える)
これらの支払い方法を「ウォレット」に登録すると「Apple Pay」で使えるようになります。
登録した支払い方法は、決済のたびに、どれを使うかを選べるようになります。
文字通り、ウォレット(お財布)の感覚でクレカなどを使えます。
ウォレットは、iPhoneに標準的にインストールされているアプリです。
2012年のiOS6の時代にリリースされてから、標準アプリの地位を保っています。
Apple PayにAppleギフトカードを登録はできない(画面でも確認)
ウォレット・アプリを実際に開いて、Appleギフトカードを追加できないことを確認しました。
興味が無い人は、目次に戻るか、Appleギフトカードの、ウォレット以外の使い方に飛んでください。
ホーム画面から「ウォレット・アプリ」を起動。
右上のプラスボタンを押して、支払い方法を追加します。
次のページでは、支払い方法を追加できますが、ギフトカード関連の文字は一切見当たりません。
クレジットカード、交通系ICカードしか、追加できる項目は見当たりません。
次からは、Apple Payとは別の方法で、Appleギフトカードを登録する方法を見ていきます。
Appleギフトカードの使い方
Appleギフトカードは、Apple Payには登録できないことはわかりました。
ここでは、Apple Pay以外の、Appleギフトカードの使い方を見ていきます。
Appleギフトカードは基本的にApple IDに登録して使う
Appleギフトカードは、基本的に、自分のApple IDに登録して使います。
登録するには、①:「App Store」か、②:「Apple Storeオンライン(公式サイト)」を利用します。
いずれの場合も、自分のApple IDアカウントでサインインして行うことができます。
あとは、例外的に③:実店舗で、直接使うことができます。
Appleギフトカードの
使用方法の一覧
- App Storeで登録して使う
- Apple Storeオンライン(公式サイト)で登録して使う
- 実店舗で使う
App StoreやApple Storeオンラインでの、登録はMac、iPhone、iPadなどで行なえます。
登録する方法は、以下の記事も参考にしてください。
▼Appleギフトカードの登録(チャージ)方法について書いています
EメールタイプのAppleギフトカードの使い方│購入からチャージまで次からは、Apple IDに登録したAppleギフトカードは、何に使えるのか見ていきます。
Apple Storeオンライン(公式サイト)で使う
Apple IDにチャージした、Appleギフトカードは、以下の方法で使うことができます。
チャージした残高は、「Apple Storeオンライン」や、「App Store」で、アプリ購入、Apple Musicなどサブスクの支払いに使えます。
Appleギフトカードの使い道の一覧
- Apple Storeオンライン(公式サイト)で買い物:
iPhoneなどのデバイスやairpodsなどアクセサリの購入 - App Storeでデジタルコンテンツを購入:
有料アプリのダウンロードや課金コンテンツ - サブスク購入:
Apple Music(音楽)、Apple TV(ドラマ・映画)、iCloud
Apple Store直営店(実店舗)で使う
Appleギフトカードは、Apple Store直営店(実店舗)でも使うことができます。
しかし、注意点としては、Apple IDにチャージしてしまうと、実店舗で使うことはできません。
また一度、チャージしたものはキャンセルや譲渡・変更などできません。
(利用規約でも案内されていますので、サポートに電話で相談しても対応できません)
お店で使う場合は、チャージせず来店しましょう。
未使用の状態そのままで、Eメールやカードを、見せられる状態にしておくのがポイントです。
▼Appleギフトカードの使い方を網羅的に書いている記事です
Appleギフトカードの使い道│完全ガイド【2024】コンビニやAmazonでの使い方は?Apple PayでAppleギフトカード購入はできない
Apple PayでAppleギフトカードの購入は不可
「Apple Payでも、Appleギフトカードを購入できるのでは?」
とお考えの人もいらっしゃるようです。
しかし、結論から言うと、そのようなことはできません。
その理由と、Appleギフトカードを購入できる方法を確認していきましょう。
Appleギフトカードの購入方法の一覧
Appleギフトカードは、以下の方法でしか購入することができません。
そのため、Applay Payでの購入はできません。
Appleギフトカードの購入方法
- Apple Storeオンラインで購入
- App Storeで購入する
- Amazon、楽天市場、KiigoなどECサイト(オンライン・ストア)で購入する
- コンビニ、ドラッグストア、スーパー、家電量販店などで、カードタイプを販売してるので、これら実店舗で購入する
友人・知人やネット上で第三者から購入することを除けば、Appleギフトカードの購入方法は、基本的に以上となります。
そのため、Apple Payで購入することはできません。
(なお、実店舗で購入する場合は、手で触れることができるカードがある、カードタイプ。オンラインで購入するとコード番号をメールで受信するEメールタイプになります)
▼EメールタイプのAppleギフトカードについては以下も参考にしてください
EメールタイプのAppleギフトカードの使い方│購入からチャージまで Appleギフトカードが「届かない」「処理中」の対処法│いつ届く?AppleギフトカードとApple Payの違いのまとめ
ここでは、あらためて、Apple PayとAppleギフトカードの違いをまとめました。
Apple Payの概要おさらい
Apple Payは、iPhoneほかAppleのデバイスに、最初から搭載されている標準アプリです。
そして、やはり標準アプリの「ウォレットアプリ(Walletアプリ)」で登録済みの支払い方法で、決済ができるようになるものです。
Apple Payとウォレットの仕組み
つまり、1段階目として、ウォレットアプリで、SUICA、ICOCA、クレジットカード、PAYPAY、AUPAYなど、ご自身がお持ちの支払い方法を登録しておきます。
2段階目として、実際に、何か買い物をしたくなったときに、ウォレットアプリで、登録済みの支払い方法の中から、実際に使いたい支払い方法(例えばクレジットカード)を選びます。
登録済みの支払い方法であれば、決済のたびに、支払い方法を自由に選べるのがポイントです。
毎回、クレジットカード番号を手入力したり、カードリーダーに差し込む必要なども無くなります。
そのほか、実際のプラスチックのカードを持ち歩くことも不要になって便利というわけです。
Apple Gift Cardの概要おさらい
Apple Gift Cardは、Appleの製品やサービスの支払いに使えます。
10,000円や、5,000円など様々な金額が用意されており、Apple Store直営店(実店舗)やApple Storeオンライン、または、App Storeでの有料アプリの購入などに使えます。
また、もちろん、友人・知人・家族に、プレゼントすることも可能です。
両者の違い
Apple Payは、登録済みのクレジットカードなどで、支払いするときに使う使うアプリです。
Appleギフトカードは、App製品・サービスの購入に使える金券のようなものです。
使い方は、Apple IDに登録して、Apple Storeオンラインで使ったり、Apple Store直営店でそのまま使います。